方向は別のところから来ます。構造、上位足、あなた自身の読み。Edo Bands Fusion が答えるのは別の問い、つまり市場がトレンドエントリーに意味のある状態にあるかどうかです。ボリンジャーバンド、ドンチャンチャネル、バンド幅のパーセンタイルを一つのオーバーレイに融合し、パネルの State 行に凝縮します。例は一般的なもので、ティッカーも実際の価格もなく、すでに乗りたいと思っている上昇トレンドを前提としています。

1. 決まった順序の六つの状態

すべてのバーは、順番に判定されてちょうど一つの状態を得ます。最初は Squeeze です。バンド幅が自身の履歴の20%(デフォルトの Squeeze Threshold)以下に位置する場合です。次に Expansion Up、つまり前のバーの上側ドンチャンバンドを上回る終値、そして Expansion Down、下側を下回る終値。続いて Trend Up です。価格が20期間のベースラインより上にあり、ベースラインが5本前より高い状態です。Trend Down はその鏡像です。それ以外はすべて Range です。バンドとその塗りつぶしは状態の色になります。Trend Up と Expansion Up は緑、弱気の二つは赤、Range はグレー、Squeeze は青みがかった色です。

2. Range は二つの要素が食い違っているという意味

Range は横ばいの市場ではありません。上の順序でいえば、スクイーズもブレイクアウトもなく、価格とベースラインが同じ方向を向いていないときに残るものです。価格がベースラインより上にあるのにベースラインが5本前より高くない、あるいは価格がその下にあるのにベースラインがまだ上昇している状態です。トレンドエントリーにとって、それが問題です。エントリーには価格とその平均の一致が必要ですが、Range はローソク足がまだ上昇トレンドに見えるときでも、両者が一致していないと告げています。マニュアルは Range を、方向がはっきりするのを待つ局面として読みます。押し目で Trend Up のバーが Range に変わった瞬間こそ、フィルターが次の数本の終値に判断を委ねるよう求めるタイミングです。

3. Squeeze はすべてに優先する

スクイーズは他のどの状態よりも優先されます。バンド幅が履歴の下位5分の1にある間は、終値がドンチャンチャネルを抜けたばかりでもパネルは Squeeze と表示します。ブレイクアウトの三角形は別に描画されるため、そのバーの下にも現れることがあります。背景はうっすら青くなり、Squeeze 行は圧縮状態のバー数を数えます。トレンドエントリーにとって、そのラベルはトレンドの読みが保留中であることを意味します。マニュアルは圧縮を、大きな値動きの前に起こりやすいものと説明していますが、その方向については何も言いません。したがってここで役に立つアラートは Squeeze Released であり、その後の数本がどの状態に落ち着くかを見ることです。

4. Expansion と Volatility % 行

Expansion Up は前の上側ドンチャンバンドを上回る終値で、一連の中の最初のものには緑の三角形が付きます。マニュアルはこれらのマーカーを、直近のレンジがブレイクされたことの確認として扱い、エントリーとしては扱いません。Volatility % 行はスケールを加えます。現在のボリンジャーバンド幅を直近252本と比べて順位付けするため、90% という値は、バンドがその期間のバーのおよそ10本中9本より広いことを意味します。そこで取るトレンドエントリーは、価格が平均の周りを大きく振れている最中に取ることになります。それでトレンドが無効になるわけではありません。変わるのは、妥当なストップを置くべき位置です。

5. 同じリスク、少ない株数

ストップは通常の値幅の外側に置く必要があり、バンドが広いということは通常の値幅が大きいということです。マニュアルは、デフォルトでは非表示のオプションのドンチャン中央線を、動的ストップの参照候補として挙げています。下側のドンチャンバンドもその一つです。どこに置くにせよ、距離はボラティリティとともに広がり、ポジションサイズ計算ツールがその距離をサイズに変えます。仮に $10,000 の口座で 1%、つまり $100 をリスクにさらし、仮のエントリーを 100.00 とします。ストップが3ドル離れていれば、計算ツールは切り捨てで33株、リスクは $99 を示します。同じ参照が6ドル離れていれば、16株でリスクは $96 です。リスクにさらす金額はほとんど変わらず、サイズは半分になります。だからこそボラティリティはエントリーの前に読む価値があります。それは方向についての第二の意見としてではなく、株数として注文に届くのです。

Edo Bands Fusion の Squeeze は、価格がどちらにブレイクするかを示しますか?
いいえ。Squeeze が示すのは、ボリンジャーバンド幅が自身のルックバックに対して Squeeze Threshold(デフォルトで20%)以下に位置しているということだけです。このインジケーターが測るのはボラティリティであって方向ではなく、マニュアルは圧縮を、方向を問わず大きな値動きの前に起こりやすい状態と説明しています。方向は構造から、あるいは Squeeze Released アラートの後にバーが落ち着く状態から判断する必要があります。
価格がドンチャンチャネルを上抜けて引けたばかりなのに、なぜパネルは Squeeze と表示するのですか?
状態は決まった順序で判定され、Squeeze が最初に来るからです。バンド幅が圧縮状態にある間は、終値がどうであれラベルは Squeeze です。ブレイクアウトのマーカーは別に計算されるため、そのバーの下に緑の三角形が表示され、Donchian Breakout Up アラートが発火することもあります。幅が圧縮を抜けると、各バーは改めて Expansion、Trend、Range のいずれかに分類されます。
Volatility % 行は正確には何を測っていますか?
ボリンジャーバンドの幅をベースラインに対するパーセンテージで表し、デフォルトでは直前252本(Volatility Lookback)に対するパーセンタイルとして順位付けしたものです。10% はバンドがその期間のほぼすべてより狭いことを、90% はほぼすべてより広いことを意味します。銘柄自身の履歴に対する順位なので、同じ数字はどのチャートでも同じように読めます。