Edo RSI DualとEdo Multi Stochが混同されるのは、一見よく似ているからです。0〜100のパネル、買われすぎと売られすぎのライン、速いラインが遅いラインとクロスしたときの色付きマーカー。しかし両者は異なるオシレーターの上に作られ、異なる問いを立てています。RSIは終値の平均上昇幅と平均下落幅を比較し、ストキャスティクスは直近N本の高値・安値のレンジの中で終値がどこにあるかを示します。RSI Dualは2つのRSIを使って、1つの時間軸が行き過ぎているかどうかを判断します。Multi Stochは4本のストキャスティクスを使って、複数の時間軸が同じ方向を向いているかを判断します。

Edo RSI Dualが描画するもの

1つのパネルに終値の2つのRSIを表示します。構造を読むための太いRSI 14と、数本でレンジ全体を駆け抜ける細い金色のRSI 2です。RSI 14は5つのゾーンで色が変わります。70以上のOverbought、60からのNear OB、40〜60のNeutral、30までのNear OS、30以下のOversoldです(70と30は入力で変更可能)。その背後には、RSI 14から50を引いたヒストグラム、RSI 14が50のどちら側にあるかによる緑または赤の背景、そして各RSIの破線のスローライン(デフォルトは14期間平均)があります。シグナルはあえて稀にしてあります。ダイヤモンドが出るのは、RSI 14がすでにOversoldゾーン(金色、強気)またはOverboughtゾーン(深紅、弱気)にある状態でRSI 2がRSI 14とクロスしたときだけです。ダッシュボードには両方の値、モメンタム、ゾーン、直近のシグナルと、それが何本前に出たかが表示されます。

Edo Multi Stochが描画するもの

それぞれ3本で平滑化された4本のストキャスティクス%Kで、デフォルト期間は89、50、14、5です。マクロの文脈となる濃い青のK89、中間層となるティールのK50、クラシックなストキャスティクスであるオレンジのK14、速いタイミング層となる黄色のK5です。買われすぎは80、売られすぎは20で、K14がどちらかに達すると背景が塗られます。示すのは層同士のクロスで、関わる時間軸に応じて重み付けされた5つのペアです。K5がK14を越えると小さな三角形、K5がK50を越える場合とK14がK50を越える場合は大きめの三角形、K14がK89を越えるとダイヤモンド、K50がK89を越えると最大のダイヤモンドになります。パネルは直近のクロスを日付・時刻・方向とともに記録し、速い3本のうち何本がK89の上にあるかでマクロバイアスを読み(3本中2〜3本ならBull Bias、1本ならMixed、0本ならBear Bias)、K14のゾーンと4つの値を表示します。

RSI Dualを選ぶべきとき

問いが「行き過ぎ」についてのときです。RSI Dualは1つの時間軸にとどまり、それを段階評価します。65のRSI 14はOverboughtではなくNear OBであり、数値を読む前に色が教えてくれます。レンジの中ほどでは静かで、反応が理にかなう場所、つまり極端なゾーンの中で速いRSIが遅いRSIに逆らって転じた後にだけダイヤモンドを出します。押し目や反転をトレードし、少なくフィルターされたシグナルと、モメンタムが50のどちら側にあるかの明確な読みがほしいなら、このツールです。

Multi Stochを選ぶべきとき

問いが「足並み」についてのときです。Multi Stochは、今見ている短期の転換が遅い層と一致しているのか、逆らっているのかを示します。K50とK89が下を向いている中での強気のK5はノイズであり、すべての層が上向きの中での同じK5はトレンド内のタイミングです。マーカーの重み付けが仕分けを代わりにしてくれます。小さな三角形はタイミングのイベント、K50とK89の間の大きなダイヤモンドは背景の変化です。エントリーを探す前に複数の時間軸の文脈を把握したいなら、このツールです。

両方使いたいとき

文脈とトリガーを別々のソースから得たいときです。まずMulti Stochのパネルを読みます。Bull BiasでK89が50を上回っているなら、強気側だけを探します。次にRSI Dualにタイミングを選ばせます。押しでRSI 14がOversoldに入り、RSI 2が上向きに転じて金色のダイヤモンドが出る瞬間です。一方はRSI、もう一方はストキャスティクスなので、両者の一致は同じ計算を2回繰り返したものではありません。パネルを2つ使うので、それ以外のチャートは軽くしておきましょう。

比較表

比較項目Edo RSI DualEdo Multi Stoch
測るもの終値の2つのRSI(14本と2本):平均上昇幅と平均下落幅の比較4本のストキャスティクス(89、50、14、5本):高値・安値のレンジ内での終値の位置
極端な水準の読み方RSI 14の5つのゾーン:Overbought、Near OB、Neutral、Near OS、Oversold(デフォルト70と30)買われすぎ80、売られすぎ20。K14が達すると背景を塗る
シグナルOversoldまたはOverboughtゾーン内でRSI 2がRSI 14とクロスしたときだけのダイヤモンド層同士の5つのクロス。小さな三角形(K5がK14を越える)から大きなダイヤモンド(K50がK89を越える)まで
パネルの表示内容RSI 14、RSI 2、50に対するモメンタム、ゾーン、直近のシグナルとその経過本数直近のクロスの記録、K89に対するマクロバイアス(3本中)、K14のゾーン、4つの値
答える問いこの時間軸は行き過ぎているか、そして速いRSIは極端なゾーンの中で転じたか?短い時間軸と長い時間軸は同じ方向に押しているか?
Edo RSI DualとEdo Multi Stochは同じものを測っていますか?
いいえ。RSIは終値の平均上昇幅と平均下落幅を比較し、ストキャスティクスは期間中の最高値と最安値の間で終値がどこにあるかを測ります。そのため水準も異なり、RSI Dualでは70と30、Multi Stochでは80と20です。RSI Dualは14と2の期間で、Multi Stochは89、50、14、5の期間で動作し、それぞれ3本で平滑化されます。
アラートがあるのはどちらですか?
Edo RSI Dualには3つあります。Bull Cross ◆ (OS)、Bear Cross ◆ (OB)、そしてRSI 14が50の中心線をクロスしたときのMomentum Zero Crossです。Edo Multi Stochには組み込みのアラート条件はなく、クロスはパネル上のマーカーとクロスの記録から読み取ります。
ダイヤモンドやクロスは、表示された時点で確定ですか?
足が確定したときだけです。どちらのインジケーターも形成中の足で計算するため、足の途中で形成されたクロスは終値までに消えることがあります。RSI Dualのダイヤモンドも、Multi Stochのクロスも確定足で読み、RSI Dualのアラートは足の確定ごとに1回発動するよう設定してください。